【泉大津】東日本大震災からもうすぐ7年。この時期になると、各地で防災に関する取組が行われます。
東日本大震災から7年が経とうとしています。
この時期になると、防災に意識が向きます。
学校や自治体をはじめ、防災に関する取組が行われています。
ここ泉大津でも、いろいろな取組がされています。
先日、マドレの庭の土蔵2Fで、防災講座が行われました。
講師は、今中 登喜子さんです。防災備蓄収納1級プランナーとして、ご活躍されております。
防災用品を備蓄するだけではなく、万一のときに、すぐに備蓄品が活用できるようになる、防災備蓄の知識や収納技術のスキルを普及させる活動をされています。
印象に残っているお話を紹介させていただきます。
①「津波てんでんこ」の教え
まず「てんでんこ」とは「各自」ということです。
海岸近くで大きな揺れを感じたときは、津波が来る可能性が高いので、各自で一刻も早く高台に逃げて、自分の命を守りましょう、というのが「津波てんでんこ」の教えだそうです。
学校などでは、災害時に、校庭などで点呼を取ってから避難する、という避難マニュアルの所もあるそうですが、1分1秒を争うときに、点呼などしている時間はないので、点呼など取らずに、とにかく高台に逃げましょうということです。
②防災に備えて、家族で話し合う
災害時にどこで集まるか、どうやって連絡を取り合うかということを、日頃から話し合っておくことが大切です。
持病などで、薬が切れると命に関わる場合もあります。災害時に必ず持ち出す荷物の置き場所を、家族で共通理解しておくことも大事です。
今中 登喜子さんのブログに、いろいろお役立ち情報が書かれていますので、また参考にされてはいかがでしょうか。
防災講座(次回の開催時期などは、cf-madreさんにお問合せ下さい。)
場所 泉大津市春日町9-1(マドレの庭内)
[map]大阪府泉大津市春日町9-1[/map]
また、各自治体でも防災訓練などが行われています。
旭町では、このような訓練が行われました。
泉大津の各学校の児童に、以下の冊子が配られています。
泉大津市の小中学校では、2013年度から防災学習に取り組んでいます。
その取組には、関西大学社会安全学部も協力しています。
海に近い浜小学校では、防災新聞を作るなどの取組をしているようです。
以下に少しだけ紹介します。
近畿地方で心配されているのが「南海トラフ地震」です。
この地震が起こると、泉大津では震度6弱、津波の高さ最大5m、津波到達最短時間は95分になるとのこと。
泉大津の防災の取組で、必ずと言っていいほど言われるのが、「大地震が起こったら、南海本線よりも山側へ」です。
その甲斐あって、泉大津市民の中で、この言葉はかなり根付いてきていると思われます。
非常持出袋を準備しておくと、いざという時に役に立ちます。
置き場所など、家族で共通理解しておきましょう。
日頃から防災に関する意識を高め、いざ災害が起こった時には、被害が少しでも減らせるようにしていきたいです。
(おおつん)
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